アイドルと私。
アナザーストーリー
〜エピソード1〜
「紗莉ちゃん!紗莉ちゃん!」
あの公開プロポーズをされたライブから数日。私達の関係は至って変わらない。変わったといえば
「紗莉ちゃんどんなドレス着たい?指輪は?どんなのがいい?」
と専ら結婚式に向けての準備を着々と進めようとする人が目の前に1人。だが…
「あのね?確かにプロポーズは凄く嬉しくて、私は受け取ったけど…今すぐ結婚式って事ではないでしょ?大体まだいつ入籍するかの目処も立ってないし…雅人くんは気が早いよ?」
そうなのだ。私たちは同棲はプロポーズ前から始めたものの、自分達の意思で入籍やら結婚式やら出来ないのだ。だって雅人君は沢山の人に愛されるアイドルなのだから。
「んー!俺は今すぐにでも結婚したいし、結婚式して綺麗なドレス着てる紗莉ちゃん見たいし、新婚旅行にも行きたいの!」
そうやってプクーって頬を膨らませて駄々を捏ねても
「あのね、雅人君はアイドルなんだよ?何十万人とファンが居るアイドルなんだよ?」
私はステージ上でキラキラ輝く雅人君を見て、色んな人に夢や希望を与える雅人君を見て、この仕事は辞めて欲しくないと思う。
「でも…だってさ!メンバーはいつでもいいよって言ってくれたもん!」
あ、ついには唇も突きだして本格的に拗ねだした。
「でもさすがに結婚ってなるとskyのメンバーだけでは決めれないでしょ?ちゃんと事務所や社長さんに許可を貰わないと…」
「紗莉ちゃん!紗莉ちゃん!」
あの公開プロポーズをされたライブから数日。私達の関係は至って変わらない。変わったといえば
「紗莉ちゃんどんなドレス着たい?指輪は?どんなのがいい?」
と専ら結婚式に向けての準備を着々と進めようとする人が目の前に1人。だが…
「あのね?確かにプロポーズは凄く嬉しくて、私は受け取ったけど…今すぐ結婚式って事ではないでしょ?大体まだいつ入籍するかの目処も立ってないし…雅人くんは気が早いよ?」
そうなのだ。私たちは同棲はプロポーズ前から始めたものの、自分達の意思で入籍やら結婚式やら出来ないのだ。だって雅人君は沢山の人に愛されるアイドルなのだから。
「んー!俺は今すぐにでも結婚したいし、結婚式して綺麗なドレス着てる紗莉ちゃん見たいし、新婚旅行にも行きたいの!」
そうやってプクーって頬を膨らませて駄々を捏ねても
「あのね、雅人君はアイドルなんだよ?何十万人とファンが居るアイドルなんだよ?」
私はステージ上でキラキラ輝く雅人君を見て、色んな人に夢や希望を与える雅人君を見て、この仕事は辞めて欲しくないと思う。
「でも…だってさ!メンバーはいつでもいいよって言ってくれたもん!」
あ、ついには唇も突きだして本格的に拗ねだした。
「でもさすがに結婚ってなるとskyのメンバーだけでは決めれないでしょ?ちゃんと事務所や社長さんに許可を貰わないと…」