アイドルと私。
「まー!久しぶりのライブ楽しもうね!!」
「分かった、分かったから抱きつくな!あっち行け!」
「もうそんな冷たい事言わないの!ほら、ギューっ!」
「もう、暑苦しい!クソ直樹、本当にあっち行け!」
今はリハーサルも終わって、控え室で各々過ごしてる。リーダーは寝てるし、幸ちゃんは読書をしてる。直樹は俺の周りをちょこちょこ動き回って、ソファに座ってる俺の隣に来て、何故か抱きついてくる。
「なんでそんな冷たいかね。そんな子に育てた覚えはありません!」
「俺だって育てられた覚えがない!もう!なんだよ。」
「久々でしょ?だから緊張してるかなって。」
ちょっと急に真剣な顔になるからビックリ。おちゃらけてるけど、直樹はこういう所もある。和ませようとしているのだろう。
緊張…はしてる。だって、いつものライブでも多少緊張するけど、今日はなんだって紗莉ちゃんが見に来てる。朝に「今日行くからね!」ってLINEも来てた。紗莉ちゃんはどんな風に見えて、何を感じ取ってくれるのか、それを考えたら緊張はしてくる。
「分かった、分かったから抱きつくな!あっち行け!」
「もうそんな冷たい事言わないの!ほら、ギューっ!」
「もう、暑苦しい!クソ直樹、本当にあっち行け!」
今はリハーサルも終わって、控え室で各々過ごしてる。リーダーは寝てるし、幸ちゃんは読書をしてる。直樹は俺の周りをちょこちょこ動き回って、ソファに座ってる俺の隣に来て、何故か抱きついてくる。
「なんでそんな冷たいかね。そんな子に育てた覚えはありません!」
「俺だって育てられた覚えがない!もう!なんだよ。」
「久々でしょ?だから緊張してるかなって。」
ちょっと急に真剣な顔になるからビックリ。おちゃらけてるけど、直樹はこういう所もある。和ませようとしているのだろう。
緊張…はしてる。だって、いつものライブでも多少緊張するけど、今日はなんだって紗莉ちゃんが見に来てる。朝に「今日行くからね!」ってLINEも来てた。紗莉ちゃんはどんな風に見えて、何を感じ取ってくれるのか、それを考えたら緊張はしてくる。