溺愛の檻から、逃げられない
妹。

おばあちゃん。

龍夏。


複数の単語がぐるぐると頭の中を回り出す。


「ね?」

念をおすように蒼さんが囁やいてくる。


「…本当です…か?」

ゆっくり、小さく頷かれる

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