クールな歌手の揺るぎない思い〜この歌が君に届きますように〜
「こんな朝早く誰でしょう?」
さすがに起きなくちゃと思って修哉さんの腕から逃れる。
「…多分剣持だ。」
修哉さんも仕方なく起き上がり、起きたてのままインターフォンの所に向かって行った。
「何、早いよ。」
機嫌最悪な感じで返事して、でもロックを解除する。
剣持が上がってくる間に洋服を着替え、髪を整えなんとか軽く化粧する。
「小春、急がなくていいよ。アイツが早すぎるんだから待たせておけば。」
修哉さんはコーヒーメーカーのスイッチを入れて壁にもたれ掛かりながらぼんやりTVのニュースを観ている。
朝から無駄にカッコいいなぁ。全面ガラス張りの窓から日差しを浴びまるでスポットライトを浴びてるみたい。と、思いながらしばしボーっと見つめてしまう。
いけない!支度しなきゃ。
ピンポン
再び玄関のチャイムが鳴って、修哉さんが気だるげに玄関に向かって行った。
「おはようございます。お迎えに上がりました。」
「早いんだよ。今日は9時だろ。」
不機嫌丸出しで答える。
「でもきっと、小春さんを送って行く気だったでしょ?それも見越して早くきたんです。」
修哉とは対照的に爽やかにニコッと微笑んで靴を脱いで入ろうとする。
「小春の支度が済むまで入るな。まだ、朝ごはんも食べてないんだよ。」
「あっ、じゃあ何か買ってきますか?」
小春はぴょこんと洗面所から顔を出して、
「おはようございます。
昨日コンビニの店長からいっぱいパンを頂いたので、剣持さんも一緒にどうですか?2人じゃ食べ切れないのでぜひ。」
にっこり笑う。
修哉はチッと剣持を牽制しながら睨み、小春の頭をよしよしとひと撫でしてリビングへ歩いて行った。
さすがに起きなくちゃと思って修哉さんの腕から逃れる。
「…多分剣持だ。」
修哉さんも仕方なく起き上がり、起きたてのままインターフォンの所に向かって行った。
「何、早いよ。」
機嫌最悪な感じで返事して、でもロックを解除する。
剣持が上がってくる間に洋服を着替え、髪を整えなんとか軽く化粧する。
「小春、急がなくていいよ。アイツが早すぎるんだから待たせておけば。」
修哉さんはコーヒーメーカーのスイッチを入れて壁にもたれ掛かりながらぼんやりTVのニュースを観ている。
朝から無駄にカッコいいなぁ。全面ガラス張りの窓から日差しを浴びまるでスポットライトを浴びてるみたい。と、思いながらしばしボーっと見つめてしまう。
いけない!支度しなきゃ。
ピンポン
再び玄関のチャイムが鳴って、修哉さんが気だるげに玄関に向かって行った。
「おはようございます。お迎えに上がりました。」
「早いんだよ。今日は9時だろ。」
不機嫌丸出しで答える。
「でもきっと、小春さんを送って行く気だったでしょ?それも見越して早くきたんです。」
修哉とは対照的に爽やかにニコッと微笑んで靴を脱いで入ろうとする。
「小春の支度が済むまで入るな。まだ、朝ごはんも食べてないんだよ。」
「あっ、じゃあ何か買ってきますか?」
小春はぴょこんと洗面所から顔を出して、
「おはようございます。
昨日コンビニの店長からいっぱいパンを頂いたので、剣持さんも一緒にどうですか?2人じゃ食べ切れないのでぜひ。」
にっこり笑う。
修哉はチッと剣持を牽制しながら睨み、小春の頭をよしよしとひと撫でしてリビングへ歩いて行った。