君色の空
千秋はそこまで言い終えるとふぅ…っと溜息をついた。

「そうね…それは分るわ。

けれど亜美ももう新人ではないのよ。
もちろん千秋、あなたもね。
2人が付き合うという事はどういうことか分ってるの?大勢の犠牲が伴うかもしれないのよ?
2人が希望の光ですって言う人もいるでしょう?」


「はい…」

「はい…」

…社長の言う通りだ。

でも…たとえ大勢の反対があったとしても…

「私は彼との交際を突き通すつもりです。」


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