君色の空
携帯が鳴らないなんてことが


こんなに寂しいなんて思ってもいなかった。


距離を置き始めた時は


千秋から短いけれど

メールが届いていたのに…。


でもこれでいい。


朱月君もあれから何も話しかけてこない。


余程あの時、涙を流しているところを見られたのが

恥ずかしかったみたいだ。



< 124 / 267 >

この作品をシェア

pagetop