君色の空
「亜……美……………


おま…を…すけ…れて…


かった………」


多分…


お前を助けられて良かったといったのだと思う。




よく聞きとれなかったけれど

千秋は確かにそう言っていた。


「千秋ッ!!!!!!

何で?!何で助けたのよ…っ…


何で私なんかを助けたのよ!!!!!!!!!!」


そう泣き叫ぶ私。


そして千秋は途切れ途切れだったけど…


こう私に言った…



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