君色の空
千秋の2回忌の今日…
(亡くなったその日を1回忌と数える為、翌年の命日は2回忌となる)


私は千秋が私を命を懸けて守ってくれたあの場所へと


来ていた。


「千秋……っ……」


今でも…


1年経った今でも…


思いだす光景…


私が千秋へ駆け寄った時…

まだ温かかった…


なのに病院に行った時…

千秋の身体は…


氷のように冷たくて…

父の様に私をかばって亡くなった千秋。



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