君色の空
そして男は私を突き飛ばした。


「痛っ…」


やっと出た言葉。


そして男が腕を振り上げた瞬間…


私は眼をぎゅっと瞑った。


「何してんねん!!!

女に手ぇ出すとか最低な男やでホンマに。」

その声を聞いて私は眼を開いた。




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