君色の空
「う…嘘っ…」

眼の前でいかつい男を半殺し状態にしていた人は…




千秋にそっくりの容姿を持っていた


謎の関西弁男だった…


「君怪我ないか?うわ…足すりむいてるやん…

ちょー待っときやっ!!近くに薬局あるさかい!」


そう私に言って

彼は近くの薬局へと走って行った。


数分して…彼は戻って来た。

手には可愛らしい柄の絆創膏の箱。

「どや?これ可愛いやろー!

君に似合う思て買ってきたんやぁー!」

その彼は満面の笑みを私に向けて

そう言った。

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