君色の空
ただずっと…

こうして居たかった…。


―――――……

「ありがと…ございます…

すみません…急に…」


私は泣きやみ彼を身体から離した。


「かまへんて。なぁ、お前どっかで見たことある思てたんやけど

…女優の花園亜美とちゃうか?」

「そうです…」

「なんや~!めっさ俺凄いやん!!

ダチに自慢したろかなぁ~!」

そう言ってまた満面の笑みを私にくれる彼。




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