君色の空
麗香…


俺がお前を守るって決めたんは…

まだ俺が標準語で話してた小5のときやったな…



「麗香ー!!帰るぞー…って…またイジメかよ。」


そう、麗香は容姿端麗で頭脳明晰…

しかも幾つも噂があって、それを真に受ける女共が

麗香をイジメてたんや。


「いいのよ、別にこれくらい。消せばいいだけの話でしょう?」

そう言って麗香は机に書かれていた落書きを消していった。


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