君色の空
「蓮…っ…好き…っ…で…もっ…

彼…っ…に…ひ…みつ…っ…あっ…て…」

彼に秘密あって?


「どうゆう事やそれ?彼に秘密あって?…

まさか…そいつ…」


―――…一瞬よぎった事が…あった…


《麗香の秘密を握っていてそれをバラすと脅されて

無理やり付き合っている》…って事。


「なぁ、もしかして…その男麗香の秘密握ってて

脅されたんか?」

麗香は…


コクンと頷いた。


「その秘密って何や?俺にゆわれへんのか?」

「言える…っ……《蓮の事が好き》だって…っ…事…」

?…

何で俺の事好きやったら秘密なん?…


「なぁ、何で俺の事好きやゆうことバラされたら困るん?」

「だって…っ…蓮モテるんだもん…

そんな事皆に言われたら…あたし…女の子達に…

虐められるし…っ…」



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