君色の空
――亜美――


ヤバい!!


完全に寝てた…



っていうか爆睡…?



ガチャ。


蓮のノックで起きた私。


「やっぱし寝てたんやな。当たりや。アハハ!」



蓮は私の方をみて笑う。


…蓮、やっぱり好き…




子供も、…産みたい…。



「…お母さんなんて…?」

「んああ…。



産んでええって!よかったな!亜美!」


「嘘?!…良かったぁ…!」



――このときは…幸せで…



来るはずもないと思っていた…君との永遠の別れなんて…――



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