君色の空
そして監督に呼ばれた私。

「はいっ…なんでしょうか…?」

「花園亜美さん…あなたってどこかの劇団か何かに所属してました?」

と…意外な質問。

「えっ…えっとぉ…所属してないです…」

「そうですか…だとしたら天性の才能があるかもね。君には。」

「天性の…才能…ですか?」

「そう、演技のね。」

「あ…ありがとうございます。」

「千秋君も天性の才能みたいなものがあるんだよ。

2人…似ているね。」

「ハハ…ありがとうございます。じゃぁ私はこれで。

また…明日きます。」

「はいっ!お疲れ様。」


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