君色の空
――亜美――



赤ちゃんを殺してしまった…




私は、罪な人間だろう…




ねぇ、赤ちゃん…




こんな私を、君は…



恨んでいるのかな…


憎んでいるのかな…



どんなに、憎まれても恨まれても…




いつの日か、私を許してくれるのかな…。


…赤ちゃん…



ごめんなさい…。



蓮…


あなたとの愛の結晶を…私産めなかった…。



蓮は、あんなに赤ちゃんが産まれてくること



誰よりも、望んでいたのに……。



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