君色の空
「蓮っ!!!!」
扉を開いて開口一番がこれ。
「………」
蓮は、まだ眠っているみたい…。
そりゃそうか……まだ事故が起こってから2時間も経ってないんだから。
私はそっと蓮の横にあった椅子に腰かけた。
そして、私が着いてから5分くらいして
蓮のお母さんらしき人がこっちに向って静かに歩みよって来た。
「あッ…あの…木村蓮さんの…お母様ですか…?」
「あっ、はい。…失礼ですがあなたは…?」
そう蓮のお母さんは私に聞く。
「……友達です。」
私は、返答に困ったが、恋人じゃない今、友達としか答えられなかった。
蓮からしてみれば、もう友達以下の存在なのだろうけど。
「そう……。救急隊員の方から連絡をいただいた時は…驚いてしまってね…。
信じたくなくて、でもここへきたら、真実かそうでないかくらい分ると思って来てみたら…
本当だったのね…蓮…。
まさか、バイク転倒するなんて……。」
蓮のお母さんは、そう静かに蓮に語りかける。
…そして数時間後…
「ん…」
蓮は眼を覚ました…。
「蓮!!蓮!!あ、あなたここでいてあげてね!!
私、お医者様を呼んできますから!!」
そう言って、蓮のお母さんは席を立ち、病室を後にした。
「……ここは……?」
蓮が私に聞く。
「病院だよ。蓮、よかった…」
そして、次の瞬間…
あの別れの言葉以上に…
私は傷つくことになる…
扉を開いて開口一番がこれ。
「………」
蓮は、まだ眠っているみたい…。
そりゃそうか……まだ事故が起こってから2時間も経ってないんだから。
私はそっと蓮の横にあった椅子に腰かけた。
そして、私が着いてから5分くらいして
蓮のお母さんらしき人がこっちに向って静かに歩みよって来た。
「あッ…あの…木村蓮さんの…お母様ですか…?」
「あっ、はい。…失礼ですがあなたは…?」
そう蓮のお母さんは私に聞く。
「……友達です。」
私は、返答に困ったが、恋人じゃない今、友達としか答えられなかった。
蓮からしてみれば、もう友達以下の存在なのだろうけど。
「そう……。救急隊員の方から連絡をいただいた時は…驚いてしまってね…。
信じたくなくて、でもここへきたら、真実かそうでないかくらい分ると思って来てみたら…
本当だったのね…蓮…。
まさか、バイク転倒するなんて……。」
蓮のお母さんは、そう静かに蓮に語りかける。
…そして数時間後…
「ん…」
蓮は眼を覚ました…。
「蓮!!蓮!!あ、あなたここでいてあげてね!!
私、お医者様を呼んできますから!!」
そう言って、蓮のお母さんは席を立ち、病室を後にした。
「……ここは……?」
蓮が私に聞く。
「病院だよ。蓮、よかった…」
そして、次の瞬間…
あの別れの言葉以上に…
私は傷つくことになる…