君色の空
宿った命…
それから、時は流れて…



私たちが2度目の交際をスタートしてから半年という時間が過ぎて行った…





何とも、早い時の流れに驚きを隠せない…



けれど、もう一つ驚きを隠せない事が…。



「亜美、ただいまー!」


「あ、おかえりー!」

いつものように、私は蓮を玄関まで、迎えに行く…




「亜美、実は…」


「うん?」

「俺、記憶戻ったんや!!!!!」


「えっ………」



突然、蓮から言われた言葉…



記憶が戻ったって…




って事は…勿論、子供の事も、一度別れた事も…



思いだしたってことだよね…?




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