君色の空
「あっ…のさっ!!時間も遅いし莱斗も千秋君もそろそろ帰ったほーが…ね?」


莱斗と千秋君はほぼ同時にこう言った。

『俺亜美ん家泊まるしッ!!!』

「はぁっ?!」

莱斗は千秋君を睨みながらこう言った。


「はぁっ?!てめー何様のつもりだこらァ…?
俺はいいんだよ。亜美とは小さいころ一緒に風呂入った仲なんだし。」

ら…莱斗ッ?!

「ちょ…」

「へぇ?でも俺は亜美とキスしたもんね。残念でした。」

千秋君も負けじと張り合う。

「おい亜美っ!!!この際はっきりしやがれっ!!!」

「俺をとるのかこの幼なじみをとるのかっ!!!」

ええええっ?!!!!!!!!!


私の恋は意外な展開になったのでした……



< 40 / 267 >

この作品をシェア

pagetop