君色の空
まぁ…当然だろうけどね。

千秋君の方が年上だし

仕事に関しても先輩だしっ?

でも――…

これは多分友情で手伝ってくれてるだけで……


あの夜の言葉も

きっと冗談に決まってる…


秋羽さんも苦笑いだったし。

第一千秋君は周りを困らすようなことしないし。

私の事もきっと女友達か
大切な友達としか思われていないことも

あなたの瞳に私が映っていないことも――…

分ってる。


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