君色の空
頬を伝う涙――……


思い出さなければ良かった



思い出したくなかった。


まだ父はどこかに生きているのではないかという気持ち――……


未だに父の死を受け入れられない自分がいて――…


神様はなんて事をしてくれたのだろう。


大切な父を

私から奪った。




< 60 / 267 >

この作品をシェア

pagetop