雨が降る丘。
良一さんとあたしは軽い挨拶をすると、あたしは眠りについた。

あたしは良一さんが好き。

翌朝も良一さんは仕事。
雨が降り続いている。

「良一さん。
良一は仕事は何をしているの?」
「社長の秘書だよ」
「凄いわね」
「みやび」
「なに?」
「早く良くなれよ」
「ありがとね」

そうね。
良一さんは心配なんだ。

あたしのことが。

姉さんを思い出す。

キラキラとした笑顔の人だった。

母親である、さよりが朝ごはんを用意する。

少しずつ食べる。

「体大丈夫?」
「うん。少しずつ良くなってるみたい」

どうなんだろ?

でもあたしは良一さんやさよりさんがいる限りは元気になれる気がする。
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