妄想腐女子の恋愛事情 倉橋琴音と影山海里
「別に俺は、君の嗜好性を
とやかく言うつもりはない。
しかし、なぜ男の同性愛に、
異性の君が興味をもつのか
知りたい。
物書きとして・・・」
物書き・・・?この人は・・
景山先生は片手で、前髪をかき上げて
「実は・・俺は作家もやっている。
映画の脚本とか官能小説や、
ゴーストライターなんかも」
「はぁーーー?」
琴音が驚いて、目を見開く
番だった。
官能小説って・・
男女のモロ・エロ、
あのシーンばかりのやつか?
「俺は書き手だから、
読者が何を求めているのか、
知る必要がある」
琴音は率直に質問した。
「その・・なんで作家さんが、
塾の先生しているのですか・・?」
景山先生は、ようやくBL本から
手を離してくれた。
「世間体・・という面倒くさいものがある。
一般的には、塾の経営者と言えば、通りがいいからな。
それに、作家だけでは食っていけない・・
趣味ならいいが」
景山先生は机の引き出しから、
たばこの箱を取り出した。
とやかく言うつもりはない。
しかし、なぜ男の同性愛に、
異性の君が興味をもつのか
知りたい。
物書きとして・・・」
物書き・・・?この人は・・
景山先生は片手で、前髪をかき上げて
「実は・・俺は作家もやっている。
映画の脚本とか官能小説や、
ゴーストライターなんかも」
「はぁーーー?」
琴音が驚いて、目を見開く
番だった。
官能小説って・・
男女のモロ・エロ、
あのシーンばかりのやつか?
「俺は書き手だから、
読者が何を求めているのか、
知る必要がある」
琴音は率直に質問した。
「その・・なんで作家さんが、
塾の先生しているのですか・・?」
景山先生は、ようやくBL本から
手を離してくれた。
「世間体・・という面倒くさいものがある。
一般的には、塾の経営者と言えば、通りがいいからな。
それに、作家だけでは食っていけない・・
趣味ならいいが」
景山先生は机の引き出しから、
たばこの箱を取り出した。