妄想腐女子の恋愛事情 倉橋琴音と影山海里
さすがに、妄想しているとは言いにくい。
琴音は、缶チューハイを一気飲みした。
これでカミングアウトは、
終了だ。
それから、目の前の景山海里を、
まじまじと見つめた。
小説家・・作家さん・・
官能小説・・・?
どのような作品を、書く人なのだろう。
景山を見て、香山教授の妄想に
ふけるのは、違うかもしれない・・・
別のキャラ、別のお話だ。
官能小説作家と、彼の熱心な
読者の純愛とか、溺愛とか。
「君の解釈は新鮮だな。
おもしろい。」
景山先生はそう言うと、
換気扇をつけに、立ちあがった。
それを見て、琴音は現実に戻り、
BL本を隠すように、素早く膝に置いた。
「明日は、
確定申告の領収書の整理をします。
何かまだありましたら、
出しておいてくださいね」
景山はニヤリと笑った。
「君のおすすめの本を、貸して
ほしい」
琴音は、缶チューハイを一気飲みした。
これでカミングアウトは、
終了だ。
それから、目の前の景山海里を、
まじまじと見つめた。
小説家・・作家さん・・
官能小説・・・?
どのような作品を、書く人なのだろう。
景山を見て、香山教授の妄想に
ふけるのは、違うかもしれない・・・
別のキャラ、別のお話だ。
官能小説作家と、彼の熱心な
読者の純愛とか、溺愛とか。
「君の解釈は新鮮だな。
おもしろい。」
景山先生はそう言うと、
換気扇をつけに、立ちあがった。
それを見て、琴音は現実に戻り、
BL本を隠すように、素早く膝に置いた。
「明日は、
確定申告の領収書の整理をします。
何かまだありましたら、
出しておいてくださいね」
景山はニヤリと笑った。
「君のおすすめの本を、貸して
ほしい」