イケメン高校教師なんて嫌いだったのに・・・。
 しばらくして、インターホンが鳴った。
「はい。」
「河村です。」
「お待ち下さい。」

 玄関を開けて、中に通した。
「デカい家だなぁ。」
「まぁ。」
「今、一人だよな?」
「そうですね。両親は、仕事でいつも遅いから。」
「そうなんだ。」

「それで、聞きたいこととは?」
 コーヒーを出した。
「ありがとう。」
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