イケメン高校教師なんて嫌いだったのに・・・。
 私は、すごくホッとした。

『なんだ。彼女じゃなかったんだ。良かった。って、よかったって何?なんで、安心するの?』
 顔が熱くなった。」

「花崎。もしかして、ヤキモチやいてた?
 今、ホッとしたよね?
 もしかして、花崎って・・・。」
「違いますよ。
 ただ、早とちりしたのを恥ずかしくなっただけです。」
「へー!なんだ。
 花崎がヤキモチ妬いてくれたんなら、めちゃくちゃ嬉しかったのに。」

『教師のくせに何を言ってるんだ?』
 その場に居づらく、ジュースをとりに行った。
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