イケメン高校教師なんて嫌いだったのに・・・。
 私は、自分の気持ちに気づいてしまった。

 私は、いつの間にか、先生を好きになってたようだ。
 気分を変えて、戻ることにした。

「ところで、花崎。お前、昨日、俺を見かけた後、どこ行ったの?」
「夜ご飯食べに行きました。」
「1人で?」
「1人で。」
「ふーん、じゃあ、誰も捕まらなかったのかな?」

『え?どういう意味?』

「SNSにメッセージ入れたよね?」
「え?」
 先生は、また、スマホを見せてきた。

 それは、私が、援助交際を募るメッセージだった。
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