魔王子さま、ご執心!① ~捨てられ少女は、極上の男に溺愛される~
別に立ち入り禁止というわけではないんだ、俺がどこへ行こうが俺の勝手だ。
級長という仰々しい肩書も、俺が欲しいと言ったわけではない。知らぬ間に押し付けられていただけだ。
「指図するな。俺はあの女に会いたいんだ」
誰が止めようと、俺はブランに……あいつに会いに行く。
「まさかあの夜明が、女に会いたいなんて言う日が来るなんて……!」
さっき以上に驚いている竜牙。
『なんと……! ご主人がそんなことを言う日が来るなんて……!』
ラフも同じ発言もしていて、二人揃って鬱陶しいことこの上ない。
『母上様に御報告を……!』
「やめろ。他のやつに余計なことを言えば丸焼きにするぞ」
『ご慈悲を……!!』
あいつらに言えば、総会でも開きそうな勢いだ。
級長という仰々しい肩書も、俺が欲しいと言ったわけではない。知らぬ間に押し付けられていただけだ。
「指図するな。俺はあの女に会いたいんだ」
誰が止めようと、俺はブランに……あいつに会いに行く。
「まさかあの夜明が、女に会いたいなんて言う日が来るなんて……!」
さっき以上に驚いている竜牙。
『なんと……! ご主人がそんなことを言う日が来るなんて……!』
ラフも同じ発言もしていて、二人揃って鬱陶しいことこの上ない。
『母上様に御報告を……!』
「やめろ。他のやつに余計なことを言えば丸焼きにするぞ」
『ご慈悲を……!!』
あいつらに言えば、総会でも開きそうな勢いだ。