魔王子さま、ご執心!① ~捨てられ少女は、極上の男に溺愛される~
俺の父の代で、白神家が代々受け継いでいた魔王の座を奪われ、そして俺とあいつが同級生になったこともあり、俺は黒闇神を超える男として育てられた。

しかし……成績では、一度もあいつを超えたことはない。

あんな日中悪友と惰眠を貪っているような男に負け続けることは、俺のプライドをズタボロにした。

絶対にあいつを超える……俺は、トップにならなければいけない。

白神家がこの国を統べていた時代を、取り戻すために。

まさか鈴蘭が……俺の仇でもあるあいつのファンだったとは……。

あいつを好きになるような女に、まともな人間はいない。ろくでもない女だ。

俺の鈴蘭への好意は一瞬にして、恨みに変わった。



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