魔王子さま、ご執心!① ~捨てられ少女は、極上の男に溺愛される~
「ち、違うよ……!」
勘違いをしている星蘭に、慌てて否定する。
黒闇神様と呼ばれている人のことは知らないし、会ったこともない。
「まあ、あんたが選ばれるわけないか……で? そのネックレスは?」
ネックレスの話に戻ってしまって、冷や汗が頬を伝った。
なんて説明すれば、星蘭の興味をそらせるだろう。
「これは……お、お友達から……」
「なんであたしももらったことないのに、あんたなんかが……」
「ていうか友達? それ男? あんた男といたらしいじゃない」
「せ、星蘭……?」
「ルイス様に聞かれたのよ、鈴蘭はもう新しい男ができたのかって」
それは……。
『この前見たぞ。俺に捨てられて落ち込んでいるかと思ったが……まさかもう新しい男ができたとはな』
勘違いをしている星蘭に、慌てて否定する。
黒闇神様と呼ばれている人のことは知らないし、会ったこともない。
「まあ、あんたが選ばれるわけないか……で? そのネックレスは?」
ネックレスの話に戻ってしまって、冷や汗が頬を伝った。
なんて説明すれば、星蘭の興味をそらせるだろう。
「これは……お、お友達から……」
「なんであたしももらったことないのに、あんたなんかが……」
「ていうか友達? それ男? あんた男といたらしいじゃない」
「せ、星蘭……?」
「ルイス様に聞かれたのよ、鈴蘭はもう新しい男ができたのかって」
それは……。
『この前見たぞ。俺に捨てられて落ち込んでいるかと思ったが……まさかもう新しい男ができたとはな』