魔王子さま、ご執心!① ~捨てられ少女は、極上の男に溺愛される~
「星蘭、明日の入学式の準備は整ってる?」
突然のお母さんの言葉にびくりと肩が跳ねあがりそうになった。
「もちろん!」
そうだ……もう明日からだった……。
私と星蘭は、明日から高校1年生になる。
私は本当は星蘭と違う高校を受験予定だったけど……急遽、同じ高校に行くことに決まった。とある学園から、推薦がきたから。
「まさか、あの“聖リシェス学園”から推薦がもらえるなんて……今でも夢みたい!」
嬉しそうに、飛び跳ねている星蘭。
聖リシェス学園。星蘭と私が明日から通う高校。
正直、この学園については謎が多すぎる。
わかっているのは、成績優秀な生徒が集まる、偏差値の高いエリート高校ということと、特別な推薦をもらった生徒しか入学できないということ。
それも推薦枠は応募制ではなく、完全に指名制という異例の取り方をしている。
突然のお母さんの言葉にびくりと肩が跳ねあがりそうになった。
「もちろん!」
そうだ……もう明日からだった……。
私と星蘭は、明日から高校1年生になる。
私は本当は星蘭と違う高校を受験予定だったけど……急遽、同じ高校に行くことに決まった。とある学園から、推薦がきたから。
「まさか、あの“聖リシェス学園”から推薦がもらえるなんて……今でも夢みたい!」
嬉しそうに、飛び跳ねている星蘭。
聖リシェス学園。星蘭と私が明日から通う高校。
正直、この学園については謎が多すぎる。
わかっているのは、成績優秀な生徒が集まる、偏差値の高いエリート高校ということと、特別な推薦をもらった生徒しか入学できないということ。
それも推薦枠は応募制ではなく、完全に指名制という異例の取り方をしている。