親の再婚で兄弟が出来ました。㊦

『んね。みんなー?』




司「なんでしょうか」



葵「どうしたん?」



龍「…なにぃ?」




『あんね、あんね。皆に今度海行くよーって話したっけ?』



葵「聞いてない〜笑」



司「聞いてませんね」



龍「僕も聞いてない」



『あっれ〜、そっか。まぁ、とにかく海行くってだけ!』



沙「ちょっと璃亜。肝心なんなことが抜けてるじゃない」




『え?あ、聖王のみんなと行くってこと?』



龍「え?」



葵「え?」



『え?』



葵「それはだめ」



『な、なんで?』



龍「それは僕も賛成出来ない」



葵「水着とか着るんでしょ」



『えっ?うん。そりゃぁ、海に行くんだから泳がなきゃ損だよっ!』



司「…それでは条件を付けてみてはいかがでしょう?」



『え?なんでぇ、?』



葵「おぉ、そうしよ」



龍「ラッシュガード必需とか?」



司「それならいいかもしれませんね」



紗「ま、それくらいならいんじゃない?璃亜」



『よ、良くないよ!言うのが遅くなっちゃったのは悪いと思ってるけど、、、!』



沙「そうじゃなくて、、、」



『なに、?』



沙「みんな璃亜の水着姿を見られてくないだけだよ」



『そ、そりゃぁ、スタイルだってよくないし、可愛くもない私だけど、みんな見ないしいいじゃん』



桜龍一同「……はぁ」



『え。なに、なに?皆してため息とかやめてよ』
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