甘すぎる鈴くん、私を離してくれる気はなさそうです。
ーーー鈴目線ーーー


「ん、、、」


 俺は急いで飛び起きる。


 ヤッベ!


 時計を見るともう5時半だ。


 うわぁ、、、


 寝過ぎた、、、


 あのあと桃華と分かれてすぐベットにダイブして寝たんだよな、、、


 めっちゃ眠かったし、、、


 あー、、、


 とりあえず顔洗うか、、、


 息を吐きながら、部屋の扉を開ける。


 えっと、、、


 洗面所は、、、


 何処だよ、、、


 この家、無駄にでけぇんだよ、、!!


 内心毒突きながらも、足を進める。


「スゥスゥ、、」


 しばらく歩いていると、聞こえてくる規則正しい呼吸。


 俺は反射的に立ち止まる。


 ゆっくりと呼吸音が聞こえる方へ向かう。


 そこに居たのは、、、
< 16 / 31 >

この作品をシェア

pagetop