甘すぎる鈴くん、私を離してくれる気はなさそうです。
ーーー桃華目線ーーー


 何処、、?


 ここ、、、


 私、、、


 ああ、、、家の中で迷子になってたんだ、、、


 床に座り込んで、、、


 あれ???

 
 じゃあ、なんでこんなにふわふわしてるの?


 お母さんに抱かれてるみたい。


 ゆらゆら揺れてるし、、、


 私は目を開ける。


「!?!?!?!?!?」

 
 私の視界に飛び込んできたのは、鈴さん。


 何故!?!?


 ほわーい!?

 
 腰に手が回されてる。


 あれ?


 まだ夢の中かなぁ??


 私が鈴さんにお姫様抱っこされてるなんてあり得ないもん。


 心地いいし、夢ならこのままでいいやぁ、、、


 そう思った直後だった。


 鈴さんと目が合ったのは、、、
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