甘すぎる鈴くん、私を離してくれる気はなさそうです。
 ああ、、、、


 無理だ、、、


 こんな子と同居して、心臓保つかな、、


 心配になってきた、、、


「それじゃあ、桃華ちゃんたちがこれから住む処へ、移動しましょうか。」


 早く帰りたいであろう、お義母さんが席を立った。


 私たちも続く。


 私たちの住む場所、めっちゃ都会なんだよね、、、


 人混みとか多そう、、、


 私、人混みってあんまり好きじゃないんだよなぁ、、、


 2列になって歩く私たち。


 前はお義母さん達だから、自然と私と鈴さんが並ぶことになる。


 私は話題を振ってみる。


「お家どんなところだろうね!
 楽しみだなー!!」


 、、、、


 え?


 無視??


 なんも返ってこないんだけど、、、
 
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