しちゃいけない恋
「茉由、明日出かけないか?」
そう言ったのは遙。
私は内心ドキドキしながら聞く。
「もしかしてデート?」
私がそういうと遙は顔を隠しながら言った。
「……だってしたことなかったし」
隙間から顔が赤いのが見える。
「……ありがと」
「いや、いいよ。俺がしたかったんだし」
なにこの甘い空気。
お母さんとお父さん、出かけててよかった。
「それでどこにいくの?」
そう聞くと遙は顔を擦ってからいう。
「ちょっと遠いショッピングモールとかどうかな」
「いいよ、そこに行こ」
「じゃあお母さん達出かけてくるからね〜!」
そう言ってお母さんとお父さんは家を出る。
2人でデートらしい。
仲が良いなぁ。
「じゃあ俺たちも行くか」
「うん、そうだね」
他愛もない話をしながらショッピングモールまで行く。
着くと結構人が多かった。
「多いね」
「まぁ、おかげで目立たないだろ」
で、どこに行く?
そう聞かれ私が言ったのは文房具屋さんだった。
「なんでここに来たんだ?買いたいものがあったのか?」
遙にそう聞かれ私はそこら辺にあったペンを取った。
「実はおそろいのものが欲しくて……、ダメ、かな?」
遙を見上げて言う。
遙は顔が赤くなった。
「大丈夫?」
「だ、大丈夫。じゃあなにをお揃いにする?」
「使えるものがいいなと思ってて。ペンとかどう?」
この文房具屋さんには沢山の種類のペンがあった。
可愛いものからかっこいいもの、シンプルなものもある。
「これとかどうかな?」
私が手に取ったのは白と黒のシャープペンシルだった。
デザインはかっこいいし、反対の色だからお揃いって感じもする。
「いいな。じゃあ俺が黒か?」
「うん、私が白」
お会計を済ませて2人で笑い合う。
そのせいで私たちは気づかなかった。
1番見られてはいけない人に見られてることを。
「茉由と遙君?」
そう私たちに声をかけたのはお母さんだった。
そう言ったのは遙。
私は内心ドキドキしながら聞く。
「もしかしてデート?」
私がそういうと遙は顔を隠しながら言った。
「……だってしたことなかったし」
隙間から顔が赤いのが見える。
「……ありがと」
「いや、いいよ。俺がしたかったんだし」
なにこの甘い空気。
お母さんとお父さん、出かけててよかった。
「それでどこにいくの?」
そう聞くと遙は顔を擦ってからいう。
「ちょっと遠いショッピングモールとかどうかな」
「いいよ、そこに行こ」
「じゃあお母さん達出かけてくるからね〜!」
そう言ってお母さんとお父さんは家を出る。
2人でデートらしい。
仲が良いなぁ。
「じゃあ俺たちも行くか」
「うん、そうだね」
他愛もない話をしながらショッピングモールまで行く。
着くと結構人が多かった。
「多いね」
「まぁ、おかげで目立たないだろ」
で、どこに行く?
そう聞かれ私が言ったのは文房具屋さんだった。
「なんでここに来たんだ?買いたいものがあったのか?」
遙にそう聞かれ私はそこら辺にあったペンを取った。
「実はおそろいのものが欲しくて……、ダメ、かな?」
遙を見上げて言う。
遙は顔が赤くなった。
「大丈夫?」
「だ、大丈夫。じゃあなにをお揃いにする?」
「使えるものがいいなと思ってて。ペンとかどう?」
この文房具屋さんには沢山の種類のペンがあった。
可愛いものからかっこいいもの、シンプルなものもある。
「これとかどうかな?」
私が手に取ったのは白と黒のシャープペンシルだった。
デザインはかっこいいし、反対の色だからお揃いって感じもする。
「いいな。じゃあ俺が黒か?」
「うん、私が白」
お会計を済ませて2人で笑い合う。
そのせいで私たちは気づかなかった。
1番見られてはいけない人に見られてることを。
「茉由と遙君?」
そう私たちに声をかけたのはお母さんだった。