暗黒ギフト1
そのほうが後々本人のためにもなる。
だけど海斗は首を縦に振らなかった。
「今回は多めにみてやろうよ、な?」
「海斗がそこまで言うなら……」
健は渋々納得してくれて、それを見た飯田くんがホッと胸をなでおろしたのがわかった。
飯田くんは万引なんてするタイプじゃない。
きっとなにかがあったんだ。
海斗はそう思っていたのだった。
だけど海斗は首を縦に振らなかった。
「今回は多めにみてやろうよ、な?」
「海斗がそこまで言うなら……」
健は渋々納得してくれて、それを見た飯田くんがホッと胸をなでおろしたのがわかった。
飯田くんは万引なんてするタイプじゃない。
きっとなにかがあったんだ。
海斗はそう思っていたのだった。