暗黒ギフト1
☆☆☆
「行ってきます」
翌日海斗は少し遅い時間に家を出た。
昨日なかなか寝付くことができなかったから、久しぶりに遅刻寸前だ。
それでも玄関先に暗黒ギフトが置かれていないかの確認は怠らない。
「あれ、今日は来てないんだ」
玄関先にはなにも置かれていなくて一瞬戸惑う。
3日間ほど立て続けにギフトを受け取っていたから、今日もあるものだと思いこんでいた。
フギトにも、休日があるらしい。
そのまま学校へ向かうと昨日と同じように健が昇降口で海斗のことを待っていた。
「よっす! 今日のギフトは?」
なんだか変な挨拶をした後、すぐに目を輝かせて聞いてくる。
「今日はないよ。ギフトにも休日があるみたいだ」
「なんだ、ないのか。楽しみにしてたのになぁ」
「行ってきます」
翌日海斗は少し遅い時間に家を出た。
昨日なかなか寝付くことができなかったから、久しぶりに遅刻寸前だ。
それでも玄関先に暗黒ギフトが置かれていないかの確認は怠らない。
「あれ、今日は来てないんだ」
玄関先にはなにも置かれていなくて一瞬戸惑う。
3日間ほど立て続けにギフトを受け取っていたから、今日もあるものだと思いこんでいた。
フギトにも、休日があるらしい。
そのまま学校へ向かうと昨日と同じように健が昇降口で海斗のことを待っていた。
「よっす! 今日のギフトは?」
なんだか変な挨拶をした後、すぐに目を輝かせて聞いてくる。
「今日はないよ。ギフトにも休日があるみたいだ」
「なんだ、ないのか。楽しみにしてたのになぁ」