暗黒ギフト2
☆☆☆
梓の友人を助けるためにできること。
それは予知夢を見たらできるだけ早く連絡してもらい、動けるようにすることだった。
男にギフトを渡してもらうよりも確実に、そして早く。
そう考えた時にできることは互いに連絡先を交換することだった。
海斗がキッズスマホを取り出すと、梓は嬉しそうに微笑んだ。
「よかった。持ってたんだね」
「一応は」
ドギマギしながら番号交換をして、大切そうにスマホをズボンのポケットに入れた。
「なんだよ、いつの間に買ったんだ?」
病院を出てから健に聞かれて海斗は舌を出した。
男に連絡先を教えてもらってから、何度も両親におねだりをしていて、ようやく買ってもらうことができたのだ。
できれば梓の番号を一番最初に登録したかったのだけれど、両親の連絡先を入れるのが先になってしまった。
「でもこれでひとまず安心だな」
「あぁ」
梓の友人を助けるためにできること。
それは予知夢を見たらできるだけ早く連絡してもらい、動けるようにすることだった。
男にギフトを渡してもらうよりも確実に、そして早く。
そう考えた時にできることは互いに連絡先を交換することだった。
海斗がキッズスマホを取り出すと、梓は嬉しそうに微笑んだ。
「よかった。持ってたんだね」
「一応は」
ドギマギしながら番号交換をして、大切そうにスマホをズボンのポケットに入れた。
「なんだよ、いつの間に買ったんだ?」
病院を出てから健に聞かれて海斗は舌を出した。
男に連絡先を教えてもらってから、何度も両親におねだりをしていて、ようやく買ってもらうことができたのだ。
できれば梓の番号を一番最初に登録したかったのだけれど、両親の連絡先を入れるのが先になってしまった。
「でもこれでひとまず安心だな」
「あぁ」