暗黒ギフト2
「そうなの? 今まで好きな人できたことないの?」
「ない、と思う」
「なにそれ」
メガネ女子が瞬きをする。
「だって、よくわからねぇしなぁ」
好きな人と聞いてすぐに思い浮かんでくるのは梓の顔だった。
だけどどうして梓を思い出すのかわからない。
最近気にしすぎているからだろうか。
「人を好きになるとドキドキするよ。それに、毎日楽しくなる。それから、好きな人の言動が気になって一喜一憂したりとか」
「へぇ」
そんなもんなんだろうか。
と、考えてそれなら自分でも当てはまるものがあるじゃないかと思い当たる。
心臓がドキドキしたり、一喜一憂ならしてきている。
「あれ、もしかして思い当たることがあるの?」
「ない、と思う」
「なにそれ」
メガネ女子が瞬きをする。
「だって、よくわからねぇしなぁ」
好きな人と聞いてすぐに思い浮かんでくるのは梓の顔だった。
だけどどうして梓を思い出すのかわからない。
最近気にしすぎているからだろうか。
「人を好きになるとドキドキするよ。それに、毎日楽しくなる。それから、好きな人の言動が気になって一喜一憂したりとか」
「へぇ」
そんなもんなんだろうか。
と、考えてそれなら自分でも当てはまるものがあるじゃないかと思い当たる。
心臓がドキドキしたり、一喜一憂ならしてきている。
「あれ、もしかして思い当たることがあるの?」