こいろり!
「残念、タイツ履いてんじゃーん。脱がすか?」
「流石に全部はマズいよな~」
「こーんな幼女相手に性犯罪では捕まりたくねーしなぁ。何歳なんだろ、こいつ。俺ら変態になっちゃうぜ」
「タイツだけ脱がして撮って、加賀美のスマホに送ろうぜ」
「あっ、こういうのって裏で高く売れそうじゃねぇ?金になんじゃねーの?俺、頭良い~」
この男の人達が、一体なんの会話を繰り広げられているのか分からない。なんで?なんのために?
ゾゾゾッと音を立てて全身に鳥肌が立っていくのが分かる。
目の前の状況が、まるでスローモーションのように感じられる。リアルなのか夢の中なのか分からなかった。
「なんか、この子動かなくなっちゃったけど大丈夫?」
「抵抗しないってことは、オッケーってことっしょ!」
気持ちが悪いわ。とても、気持ちが悪くて吐き気がする。
それだけは事実で、喉の奥から何かが込み上げてくる。
私の首に誰かの腕がまわされて、その汚い手が何個も伸びてくる。と同時に、スマホの画面も向けられて"ピピッ"と撮影が始まる音が聞こえた。