君は,君は。


梨々香,嬉しそ。

私も微笑ましい気持ちになる。

でも,でも。それはそれとして…だ。

そんな確定演出みたいなの,どうしたらいいの。

私は,頬に手を当てて喜ぶ梨々香を横目に,途方にくれたのだった。

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