君と出会ってから私は…
「…これでいいわ。
今日はあまり無理しないようにね。」

「はい、ありがとうございました…」

先生にお礼をして保健室を後にした。

「それじゃあ、教室行こっか。
ゆっくりで大丈夫だからね。」

倉川は私のペースに合わせて歩いてくれた。

教室に戻るともう授業は始まっていて、
入るのが少し気まづかった。

「先生おはようございまーす!」

元気に倉川くんが挨拶している間に、
スッと自分の席に着く。
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