儚く甘い
「ねぇ」
「ん?」
「タバコは?今日は吸わないの?」
講義の休憩時間のたびに煙草を吸っていたのに、今日は達哉が煙草を吸っているのを見ていないみわ。
「あー忘れた」
視線をそらして、おにぎりを大きな口で食べる達哉にみわは視線を近付ける。
「なんだよ。お前もさっさと食え?午後の講義はじまるぞ。」
「うそだな」
「なにが?」
「・・・もしかして私のため?」
「あ?」
「タバコ、私が病気だから吸わないようにしてるの?」
「違う。忘れたの」
みわの言葉にまだ視線を合わせない達哉。
「ん?」
「タバコは?今日は吸わないの?」
講義の休憩時間のたびに煙草を吸っていたのに、今日は達哉が煙草を吸っているのを見ていないみわ。
「あー忘れた」
視線をそらして、おにぎりを大きな口で食べる達哉にみわは視線を近付ける。
「なんだよ。お前もさっさと食え?午後の講義はじまるぞ。」
「うそだな」
「なにが?」
「・・・もしかして私のため?」
「あ?」
「タバコ、私が病気だから吸わないようにしてるの?」
「違う。忘れたの」
みわの言葉にまだ視線を合わせない達哉。