儚く甘い
「聞こえた?私、白石みわ。」
「あー」
その反応にみわは更に達哉との距離をつめる。
「近い、お前。」
「お前じゃなくてみわ」
「みわ、近い」
まるで犬や猫に言うような態度の達哉に、みわは不機嫌そうに頬を膨らませる。
「私に興味ない?」
「ない」
「ひどい。即答。」
「お前って言うよりも、誰にも俺は興味を持たない。」
「どうして?」
「なんで興味持たないとならないんだよ。」
「・・・」
今までにない答えにみわは黙る。
「あー」
その反応にみわは更に達哉との距離をつめる。
「近い、お前。」
「お前じゃなくてみわ」
「みわ、近い」
まるで犬や猫に言うような態度の達哉に、みわは不機嫌そうに頬を膨らませる。
「私に興味ない?」
「ない」
「ひどい。即答。」
「お前って言うよりも、誰にも俺は興味を持たない。」
「どうして?」
「なんで興味持たないとならないんだよ。」
「・・・」
今までにない答えにみわは黙る。