儚く甘い
「じゃあな」
達哉は煙草の火を消してその場から立ち去ろうとする。
「達哉」
後ろから名前を呼ぶみわ。
思わず立ち止まろうとする達哉は、何をしているんだと自分に言い聞かせて再び歩き出す。
「じゃあね、達哉。ばいばい!」
大きな声が後ろから聞こえてくる。
その必死な声に思わずふっと頬が緩む。
振り向かないまま、去って行く達哉。
「じゃあねー!!ばいばい!また、大学で!」
大きな声で、見られてもいないのに手を大きく振るみわ。
達哉は煙草の火を消してその場から立ち去ろうとする。
「達哉」
後ろから名前を呼ぶみわ。
思わず立ち止まろうとする達哉は、何をしているんだと自分に言い聞かせて再び歩き出す。
「じゃあね、達哉。ばいばい!」
大きな声が後ろから聞こえてくる。
その必死な声に思わずふっと頬が緩む。
振り向かないまま、去って行く達哉。
「じゃあねー!!ばいばい!また、大学で!」
大きな声で、見られてもいないのに手を大きく振るみわ。