儚く甘い
隆文の病院に着くと隆文が玄関で立って待っていた。
母の車が着くとすぐに助手席の扉を開ける。
「みわ、大丈夫か?」
助手席を倒していたみわが兄の声に目を開ける。
心配していた隆文は、恥ずかしそうに、気まずそうにしているみわの表情と、にやにやが止まらない母の表情に、違和感を感じ思わず「なんだ?」と声にしていた。
「なんだよーみわ、お兄ちゃんに内緒で!」
母が隆文にすべて告げ口したことで、隆文も興奮し始めた。
しまいには裕介にまで連絡をして、隆文と裕介、母で盛り上がり始める始末。
「勝手に盛り上がらないでよ・・・」
たじたじになりながら、みわは点滴されて思うように動けない。
そうしているうちに、みわはぐっすりと眠ってしまい、寝ているみわの隣で母と隆文、テレビ電話で裕介までもが盛り上がり続けた。
母の車が着くとすぐに助手席の扉を開ける。
「みわ、大丈夫か?」
助手席を倒していたみわが兄の声に目を開ける。
心配していた隆文は、恥ずかしそうに、気まずそうにしているみわの表情と、にやにやが止まらない母の表情に、違和感を感じ思わず「なんだ?」と声にしていた。
「なんだよーみわ、お兄ちゃんに内緒で!」
母が隆文にすべて告げ口したことで、隆文も興奮し始めた。
しまいには裕介にまで連絡をして、隆文と裕介、母で盛り上がり始める始末。
「勝手に盛り上がらないでよ・・・」
たじたじになりながら、みわは点滴されて思うように動けない。
そうしているうちに、みわはぐっすりと眠ってしまい、寝ているみわの隣で母と隆文、テレビ電話で裕介までもが盛り上がり続けた。