儚く甘い
決断
「母さん、そろそろ行くけど、支度できた?」
隆文に声をかけられた母は、キッチンからみわの好きなものをたくさん詰め込んだお弁当を手に、リビングへ来た。
「お弁当もできたから、母さんいつでもいけるわ。」
「了解。みわは?」
隆文は病院にみわと母を送るため、一度家に帰ってきていた。
「今日はすごく疲れてたみたいで、大学から帰ってから寝ちゃったのよ。起こしてこないと。」
「俺、行ってくる。」
隆文と話をするために帰宅していた裕介が、リビングから2階のみわの部屋に向かおうとリビングから出る。
「裕介も一緒に行くのか?」
「俺は留守番だろ?」
「了解」
みわの体の状態を考えて、リビングを改装する話を進めている隆文と裕介と母。
今日はその話をするためにと、集まっていた。
隆文に声をかけられた母は、キッチンからみわの好きなものをたくさん詰め込んだお弁当を手に、リビングへ来た。
「お弁当もできたから、母さんいつでもいけるわ。」
「了解。みわは?」
隆文は病院にみわと母を送るため、一度家に帰ってきていた。
「今日はすごく疲れてたみたいで、大学から帰ってから寝ちゃったのよ。起こしてこないと。」
「俺、行ってくる。」
隆文と話をするために帰宅していた裕介が、リビングから2階のみわの部屋に向かおうとリビングから出る。
「裕介も一緒に行くのか?」
「俺は留守番だろ?」
「了解」
みわの体の状態を考えて、リビングを改装する話を進めている隆文と裕介と母。
今日はその話をするためにと、集まっていた。