儚く甘い
体力が落ちているみわが眠りについても、達哉はそのそばから離れようとはしなかった。
「呼吸の状態が落ち着いてきたから、みわが目を覚ましたら抜管する。」
みわの母と裕介は入院する準備を進めるために一度帰宅した。
2人が戻ってから帰ると、みわのそばを離れなかった達哉。
みわも、達哉にそばにいてもらったからこそ、ぐっすりと安心して眠りにつけている。
「君に、先に言っておきたいことがあるんだ。」
隆文は達哉の隣に座って話始める。
「ずっとみわのもう一人の兄と一緒に進めて来た話があるんだ。」
「・・・」
達哉はみわの手を握ったまま話を聞く。
「呼吸の状態が落ち着いてきたから、みわが目を覚ましたら抜管する。」
みわの母と裕介は入院する準備を進めるために一度帰宅した。
2人が戻ってから帰ると、みわのそばを離れなかった達哉。
みわも、達哉にそばにいてもらったからこそ、ぐっすりと安心して眠りにつけている。
「君に、先に言っておきたいことがあるんだ。」
隆文は達哉の隣に座って話始める。
「ずっとみわのもう一人の兄と一緒に進めて来た話があるんだ。」
「・・・」
達哉はみわの手を握ったまま話を聞く。