儚く甘い
「彼女の想いも希望も願いも過去に置いたまま、俺だけ前に進めと?」
「・・・すまない」
「会わせてください。」
達哉は立ち上がり、隆文に頭を下げる。
「やめろよ」
隆文も慌てて立ち上がる。
「俺はどんなみわも受け止められます。会いたいんです。どうしても。彼女を過去に残したまま前には進めない。お願いします。」
達哉の手にはしっかりとみわからの手紙が握られている。
深く深く頭を下げる達哉。
「・・・その手紙を読んで・・・気持ちが変わらなかったら・・・」
考えながら、悩みながら言葉を続ける隆文。
「・・・すまない」
「会わせてください。」
達哉は立ち上がり、隆文に頭を下げる。
「やめろよ」
隆文も慌てて立ち上がる。
「俺はどんなみわも受け止められます。会いたいんです。どうしても。彼女を過去に残したまま前には進めない。お願いします。」
達哉の手にはしっかりとみわからの手紙が握られている。
深く深く頭を下げる達哉。
「・・・その手紙を読んで・・・気持ちが変わらなかったら・・・」
考えながら、悩みながら言葉を続ける隆文。